Git-GitHub講習会では、チーム開発をする上で必須となるGitHubについて基礎的な知識及び使用方法を学びます。
- はじめに
- 開発の進め方
- 用語解説
- 補足説明
- おまけ
今回の実習で使うものの準備をします!
Important
何か問題が起きたら気軽に相談しましょう!
Git-GitHub講習会では事前に以下の環境が整っている前提で進められる。
- Visual Studio Code
- GitHubアカウント
- Git
GitHubアカウントの作成方法についてはこちらを参照してください。
GitはGitHubを活用する上で必要なシステムです。こちらを参考にインストールしてください。
Important
GitHubのアカウント名を教えてください!
Discord上のチャンネル講習会(2026年度) > Git-GitHub講習会( リンク)にて自分のアカウント名(例: chrom9103)を送信してください
VScodeのダウンロードについて
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Visual Studio Code のダウンロード用サイト( https://code.visualstudio.com/download )にアクセスし、対応するOSのものをダウンロードする。

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ダウンロードされたexeファイル(
VSCodeUserSetup-x64-1.99.2.exeなど)を展開し、画面上に表示される指示に従いセットアップする。(基本的には初期設定のままでOK)
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インストールが完了したら、「完了(F)」をクリックしてインストールを終了する。中央にあるチェックボックスにチェックが入っていると、終了と同時にVisual Studio Codeが起動する。

Gitのインストールについて
Gitのインストール時にはいくつかの設定が求められます。
- ダウンロードしたexeファイル(
Git-2.49.0-64-bit.exeなど)を展開します。
ダウンロードするものは各自の環境に合ったものとしてください。(例:WindowsでありCPUがIntel or AMD製であればGit for Windows/x64 Setup.からダウンロードする)
展開すると利用規約が表示されるので、同意できるのであればNextをクリックし進んでください。

[!Note] Macを使用している人はMac用のインストーラーをダウンロードしてください。 Windowsを使用している人はCPUに応じ2種類のインストーラーが存在します。
- x64(AMD64) <-だいたいこっち!(Intel or AMD)
- ARM64
どちらか不安で確認したい場合はコマンドプロンプト上で以下のコードを入力してください。echo %PROCESSOR_ARCHITECTURE%AMD64と表示された場合はx64版、ARM64と表示された場合はARM版をインストールしてください。
- Gitの設定をします。各設定の意味等はこちらに書いてあるので参照してください。基本的には初期設定で問題ないです。
- 設定が完了すると以下のような画面が表示されるはずです。

リポジトリとは:ファイルを保存する入れ物(フォルダ)のこと。具体的には変更履歴を保存している。

今から現在閲覧しているGitHubリポジトリをローカルにコピー(クローン)する。
ターミナルで以下のコマンドを実行する。
# ユーザー名の設定。GitHubのIDがおすすめ
# 例: git config --global user.name chrom9103
git config --global user.name {userName}
# メールアドレスの設定。GitHubと同じものがおすすめ
# 例: git config --global user.email chrom9103@example.com
git config --global user.email {userEmail}
# コミットメッセージをVScodeで書けるようにする設定
git config --global core.editor 'code --wait'
# デフォルトのブランチをmasterからmainに変更。
git config --global init.defaultBranch main
なんでこの設定がいるの?
GitはLinuxを開発するために作られたシステムです。
Linuxはオープンソース(世界中の人が開発に参加できる)のOSです。OSはWindowsとかMacとか、そういうやつです。
Linuxは世界中の人が開発に参加できるため、誰がどんな変更を加えたのかを管理する必要があります。そこで変更を加えた人の名前とメールアドレスを記録するようにしました。
その名残から、現在のGitでも開発を始める前に必ず名前とメールアドレス(user.name と user.email)を設定するルールになっています。
なんでこうなっているかって? Linuxの開発フローがこうなっているからじゃないですかね?
Warning
この資料では{}で括られているところは自分の情報に合わせて書き換えてください
例:
git config --global user.name {userName}
↓
git config --global user.name chron9103
これから実際にファイルを編集して、その変更を他の人も見れるようにしていきます!
- Git Graph
VSCodeの拡張機能の一つである"Git Graph"の導入をお勧めします。
- 機能
- Gitの履歴を視覚的に表示
- 各変更の詳細を表示
- ブランチの切り替え/各操作
etc. ツリー上の現在位置を把握しながら操作することができ便利です。
- 機能
- VSCodeの左部バーにある
ソース管理からブランチをクリックして、ブランチの作成をクリック
- 新しく作るブランチの名前を入力して"Enter"を押す
ここでの名前は"selfIntro/{userName}"を推奨する
- VSCodeの左部バーにある
エクスプローラーからファイルlectures>2026(今の年度)をクリックして、新しいファイルをクリック
クリック後自分の名前のファイルをマークダウンで作成する(例:chrom.md)
- ファイルを編集する
VSCodeの左部バーにあるソース管理に変更したファイルが書いてあるはずである
Note
例に倣って名前と一言を書いてみましょう!
- GitHubのリポジトリのページに次の表示が出ているはずである(出ていなければバーの"Pull requests"を確認する)
Compare & pull requestをクリック
- タイトル、本文に変更内容を明記して
Create pull requestをクリック
Merge pull requestをクリック
- コンフリクト(後述)が発生していないことを確認したうえで
Confirm mergeをクリック
- マージが完了する
変更が反映されているか確認する

Important
通常マージは他者のチェックを経て行われます。
コメント機能などを活用して本当にマージしてよいか他者に検証してもらいましょう。
- VSCodeに戻り、
ソース管理からチェックアウト先をクリック
mainブランチに切り替える
変更の同期をクリック (表示がない場合はソース管理 > その他の操作 > プル)
リモートの変更点をローカルに反映する
「ブランチ」はメインから分岐して開発をする機能です。
本番用の綺麗な世界である"main"ブランチから分岐して、自分が作業して環境を変更するためのパラレルワールドを作るイメージでいいでしょう。
あなたが作ったパラレルワールド(ブランチ)で行なった変更は、いつでも本番用の世界(メインブランチ)にマージ(後述)させられるし、破壊しすぎてもなかったことにできます。
ブランチを使うことで、複数の開発者が並行して作業できるほか、特定の機能ごとに変更を管理しやすくなります。
各ブランチは独立しているため一つのブランチで行った変更は他のブランチには影響を与えません。そのため問題が発生しても全体に影響を及ぼさずに修整できます。
Note
一般的に、プログラムの修正や機能の追加を行うときなど、用途に応じたブランチを作成し、作業が完了したらメインブランチにマージします。
例えば、サイトに「ヘッダーを追加する」ためにadd/headerなどの名前のブランチを作ります。
ステージとは、コミットに含める変更を選んで一時的に登録する操作です。
コミット(変更内容を登録する)前に、関連する変更だけをまとめて、履歴をわかりやすくします。
必要に応じて部分的にステージし、無関係な変更を除外することもできます。

なんでステージでワンテンポ挟むのかって? Linuxの開発フローがこうなっているからじゃないですかね?
Note
ステージは“コミット前の確認ポイント”の役割を果たします。小さな単位でステージすると後から追跡しやすくなります。
コミットとはステージに追加された変更をローカルリポジトリ(自分のパソコン)に履歴を登録する操作です。
各コミットにはメッセージを付け、なぜその変更が行われたかを残します。
コミットはプロジェクトのセーブポイントであり、問題があればその時点に戻すことができる。

Note
1つのコミットには「意味のあるまとまり」で変更をまとめると履歴が読みやすくなります。
プッシュとは、ローカルで作成したコミットをリモート(GitHubなど)に送信して共有する操作です。
プッシュすることで他のメンバーがあなたの変更を取得でき、共同作業が可能になる。リモートに反映されない限り他者は変更を見られない点に注意。

Tip
プッシュ前にプルでリモートの最新状態を取り込んでおくと、予期せぬコンフリクトを減らせます。
プルリクエスト(PR)は、自分のブランチをメインブランチなどにマージを依頼する仕組みである。
プルリクエストを作成すると、他の開発者が変更内容を確認し、コードレビューを行うことができます。問題なければ承認され、マージされます。

マージとは別のブランチで行った変更を現在のブランチに統合する操作である。

コンフリクトとは、同じファイルの同じ箇所が別々に変更され、Gitが自動でどちらを採用すべきか判断できない状態を指す。
発生した場合は該当箇所を手動で編集し、意図した最終形に整えてからコミットする必要がある。
定期的にpullを行い、小さな変更単位でコミット・プッシュすることで発生を抑えられる。

Important
コンフリクトは開発の自然な一部です。落ち着いて差分を確認し、意図した内容に修正してから保存しましょう。
プルとはリモートリポジトリの最新変更をローカルに取り込み、現在のブランチに統合する操作です。
頻繁にプルしておくことで他者との同期を保ち、コンフリクトを早期に発見できます。

これまでVSCode上のボタン操作によりGit(GitHub)の操作を行ったが、各操作にはコマンドが用意されておりそれに対応するようにボタンが設置されている。コマンドを打ち込むことにより操作することを"CLI"と言う。
# gitの初期化
$ git init
# クローン
$ git clone https://github.com/hoge/fuga.git
# ブランチの発行
$ git switch -c "hogehoge"
# 変更をステージ
$ git add .
# 変更をコミット
$ git commit -m "fugafuga"
# 変更をプッシュ
$ git push origin "hogehoge"
# リモートの変更をローカルに同期
$ git merge <commit>
今回紹介した以外にも多数のコマンドがあるので興味があれば各自調べるように。
プッシュを行う前であれば、前回のコミットを元に戻すを押すことで取り消すことができる

ブランチ名の変更で名前を変更できる
- ブランチを削除すると削除したブランチの変更内容も消えるため、やり直す必要がある
- ブランチの削除ができなかったら別の名前でブランチを作ればOK
Gitはデフォルトでは管理するディレクトリ以下の全てのファイルの変更を追跡する。
しかし実際の開発ではGitに追跡されると困るもの、追跡する必要がないものがある場合がある。
このようなときにGitに無視する(追跡しない)よう指定するのが.gitignoreである。
Tip
.gitignoreに入れるもの
- リモートに上がると困るもの
- 機密情報,個人情報が書かれたファイル
- リモートに上げる必要がないもの
- 依存関係のファイル(node_modulesなど)
- 自動生成されるファイル (追跡する場合もある)
# 特定のファイルを無視する
/hoge/file
# 特定のディレクトリを無視する
/hoge/directory/
# 特定の拡張子のファイルを無視する
*.txt
詳しくは公式テンプレート( https://github.com/github/gitignore )参照。
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