1- *syntax.txt* 	For Vim バージョン 9.1.  Last change: 2025 Oct 07 
1+ *syntax.txt* 	For Vim バージョン 9.1.  Last change: 2025 Oct 14 
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44		VIMリファレンスマニュアル    by Bram Moolenaar
@@ -1932,7 +1932,7 @@ HTMLファイルのタグ用の構文ファイルは以下のように動作す
19321932	:let html_my_rendering=1 
19331933
19341934
1935- https://www.fleiner.com/vim/download.html 
1935+ https://web.archive.org/web/20241129015117/https:// www.fleiner.com/vim/download.html 
19361936
19371937次の行をvimrcに加えればこの描画を無効にできる: > 
19381938	:let html_no_rendering=1 
@@ -2157,13 +2157,16 @@ Note これら 3 つの変数は HTML 構文ファイルで維持されること
21572157数字と文字列は、以下で Javadoc 以外のコメントでも認識される > 
21582158	:let g:java_comment_strings = 1 
21592159
2160- 'foldmethod'  が "syntax" に設定されている場合、コードブロックと複数行コメント
2161- は折り畳まれる。複数行コメントの最初の行には通常テキストが書かれていないため、
2160+ 'foldmethod'  が "syntax" に設定されている場合、複数行のコードブロック ("b")、
2161+ プレーンコメント ("c")、Javadoc コメント ("d")、および隣接する "import" 宣言
2162+ ("i") はデフォルトで折り畳まれる。サポートされている種類の構文項目は、その省略
2163+ 名が以下の方法でリストから削除された場合、折り畳まれない: > 
2164+ 	:let g:java_ignore_folding = "bcdi" 
2165+ 
21622166デフォルトの 'foldtext'  値では、Javadoc コメントの折り畳まれた内容は情報が少な
21632167くなる。この方法で書かれたコメントの場合は 2 行目の内容を表示し、それ以外の場
21642168合は 1 行目の内容を表示するように以下で選択できる > 
21652169	:let g:java_foldtext_show_first_or_second_line = 1 
2166- 
21672170| html-folding |  に記載されている指示に従い、
21682171以下に明示的に同意することでさらに折り畳むことができる > 
21692172	:let g:java_consent_to_html_syntax_folding = 1 
@@ -3285,6 +3288,9 @@ RESTRUCTURED TEXT			*rst.vim* *ft-rst-syntax*
32853288
32863289する可能性がある。
32873290
3291+ 最小の行構文同期は 50 に設定されている。この数値を変更するには: > 
3292+ 	let rst_minlines = 100 
3293+ 
32883294
32893295*rexx.vim*  *ft-rexx-syntax* 
32903296
@@ -4168,8 +4174,8 @@ ZSH						    *zsh.vim* *ft-zsh-syntax*
41684174   "skip" を使うとパターン "end" にマッチするのを避けることができる。
41694175
41704176複数の構文アイテムを1つの構文グループに入れることができる。構文グループにはハ
4171- イライト属性を与えることができる。例えば、"/* .. */" のコメントを定義する要素
4172- と "// .." のコメントを定義する要素を作り、両方を "Comment" グループに入れる。
4177+ イライト属性を与えることができる。例えば、"/* ...  */" のコメントを定義する要素
4178+ と "// ... " のコメントを定義する要素を作り、両方を "Comment" グループに入れる。
41734179そして "Comment" を青のボールドフォントで表示するように指定すると、両方のタイ
41744180プのコメントに対して同じハイライトがされるようになる。1つの構文要素に対し1つの
41754181構文グループを作ってもよいし、すべての要素を1つのグループに入れてもよい。これ
@@ -4363,9 +4369,9 @@ ZSH						    *zsh.vim* *ft-zsh-syntax*
43634369		[keepend] 
43644370		[extend] 
43654371		[excludenl] 
4366- 		start={start-pattern}  ..
4372+ 		start={start-pattern}  ... 
43674373		[skip={skip-pattern} ]
4368- 		end={end-pattern}  ..
4374+ 		end={end-pattern}  ... 
43694375		[{options} ]
43704376
43714377	リージョンを定義する。複数行にわたってもよい。
@@ -4680,7 +4686,7 @@ fold							*:syn-fold*
46804686
46814687
46824688			*:syn-contains*  *E405*  *E406*  *E407*  *E408*  *E409* 
4683- contains={group-name} ,..
4689+ contains={group-name} ,... 
46844690
46854691引数 "contains" の後には構文グループ名のリストを続ける。"contains" で指定され
46864692たグループは、そのアイテムの内側で始まることを許可される(内包されるグループに
@@ -4693,7 +4699,7 @@ contains=ALL
46934699		containsリストが "ALL" だけのとき、全てのグループがこのアイテ
46944700		ムの内側で許可される。
46954701
4696- contains=ALLBUT,{group-name} ,..
4702+ contains=ALLBUT,{group-name} ,... 
46974703
46984704		containsリストの最初の要素が "ALLBUT" のとき、{group-name} で列
46994705		挙したグループを除く全てのグループがこのアイテムの内側で許可さ
@@ -4703,13 +4709,13 @@ contains=ALLBUT,{group-name},..
47034709
47044710		containsリストの最初の要素が "TOP" のとき、引数 "contained" を
47054711		持たないグループ全てが許可される。
4706- contains=TOP,{group-name} ,..
4712+ contains=TOP,{group-name} ,... 
47074713		"TOP" と同様だが、{group-name} に列挙したグループは除かれる。
47084714
47094715contains=CONTAINED
47104716		containsリストの最初の要素が "CONTAINED" のとき、引数
47114717		"contained" を持つグループ全てが許可される。
4712- contains=CONTAINED,{group-name} ,..
4718+ contains=CONTAINED,{group-name} ,... 
47134719		"CONTAINED" と同様だが、{group-name} に列挙したグループは除かれ
47144720		る。
47154721
@@ -4731,7 +4737,7 @@ contains=CONTAINED,{group-name},..
47314737る。これはハイライトされる範囲も制限することに注意。
47324738
47334739
4734- containedin={group-name} ...				*:syn-containedin* 
4740+ containedin={group-name} .... 				*:syn-containedin* 
47354741
47364742引数 "containedin" の後には構文グループ名のリストを続ける。するとこのアイテム
47374743がそれらのグループの内側で始まることが許可される。これは外側のアイテムが引数
@@ -4744,7 +4750,7 @@ containedin={group-name}...				*:syn-containedin*
47444750Note | :syn-transparent |  領域は、独自の | :syn-contains |  リストを強制することに
47454751注意。
47464752
4747- {group-name} ...の指定の仕方は前述の "contains" と同様である。
4753+ {group-name} , ...  の指定の仕方は前述の "contains" と同様である。
47484754
47494755これは構文アイテムを後から追加するときに便利である。既に定義されているアイテム
47504756の定義を変更することなく、その内側にアイテムを含めることができる。例えば、Cの
@@ -4758,7 +4764,7 @@ Note |:syn-transparent| 領域は、独自の |:syn-contains| リストを強制
47584764| :syn-contains | 、| :syn-transparent |  も参照。
47594765
47604766
4761- nextgroup={group-name} ,..				*:syn-nextgroup* 
4767+ nextgroup={group-name} ,... 				*:syn-nextgroup* 
47624768
47634769引数 "nextgroup" の後には構文グループ名のリストをコンマ区切りで続ける
47644770("contains" と同様。パターンを使うこともできる)。
@@ -5002,23 +5008,23 @@ skipパターンも "\n" を含んでよい。ただし次の行の最初の文
50025008============================================================================== 
500350099. クラスタ						*:syn-cluster*  *E400* 
50045010
5005- :sy[ntax] cluster {cluster-name}  [contains={group-name} ..]
5006- 				 [add={group-name} ..]
5007- 				 [remove={group-name} ..]
5011+ :sy[ntax] cluster {cluster-name}  [contains={group-name} ,. ..]
5012+ 				 [add={group-name} ,. ..]
5013+ 				 [remove={group-name} ,. ..]
50085014
50095015このコマンドを使うと、複数の構文グループを1つの名前のもとにまとめることができ
50105016る。このまとまりのことをクラスタと呼ぶ。
50115017
5012- 	contains={group-name} ..
5018+ 	contains={group-name} ,. ..
50135019		クラスタに含まれるグループを指定する。
5014- 	add={group-name} ..
5020+ 	add={group-name} ,. ..
50155021		指定したグループをクラスタに加える。
5016- 	remove={group-name} ..
5022+ 	remove={group-name} ,. ..
50175023		指定したグループをクラスタからとり除く。
50185024
5019- 定義したクラスタはcontains =..やcontainedin =..、nextgroup=..、add=..、remove=.. 
5020- などの文脈で使うことができる。そのとき、クラスタ名の頭に "@" をつける。クラス 
5021- タを定義する前にそのクラスタ名を使用してもよい 。
5025+ 定義したクラスタは contains =...、containedin =... 、nextgroup=... 、add=...、 
5026+ remove=...  などの文脈で使うことができる。そのとき、クラスタ名の頭に "@" をつけ 
5027+ る。クラスタを定義する前にそのクラスタ名を使用してもよい 。
50225028
50235029例: > 
50245030   :syntax match Thing "# [^#]\+ #" contains=@ThingMembers 
@@ -5216,7 +5222,7 @@ Note: "*/" を含む文字列で行をまたぐものがあると、Cコメン
52165222ターンの数が減るとそれだけ速くなる。]
52175223
52185224					    *syn-sync-grouphere*  *E393*  *E394* 
5219-     :syntax sync match {sync-group-name}  grouphere {group-name}  "pattern" ..
5225+     :syntax sync match {sync-group-name}  grouphere {group-name}  "pattern" ... 
52205226
52215227	シンクロナイズ用に使うマッチを定義する。{group-name} はマッチのすぐ後に
52225228	続く構文グループの名前である。ハイライトのためのテキストのパースはマッ
@@ -5225,7 +5231,7 @@ Note: "*/" を含む文字列で行をまたぐものがあると、Cコメン
52255231	プが続かない場合は "NONE" を使う。
52265232
52275233						*syn-sync-groupthere* 
5228-     :syntax sync match {sync-group-name}  groupthere {group-name}  "pattern" ..
5234+     :syntax sync match {sync-group-name}  groupthere {group-name}  "pattern" ... 
52295235
52305236	"grouphere" と同様。ただし{group-name} はシンクロナイズポイントの検索が
52315237	始まる行の行頭で使われる構文グループの名前である。マッチとシンクロナイ
@@ -5237,8 +5243,8 @@ Note: "*/" を含む文字列で行をまたぐものがあると、Cコメン
52375243	文字列の中に "/*" と "*/" があるかもしれないので、もう少し込み入ってい
52385244	る。これは読者の練習問題としておく...)。
52395245
5240-     :syntax sync match ..
5241-     :syntax sync region ..
5246+     :syntax sync match ... 
5247+     :syntax sync region ... 
52425248
52435249	引数 "groupthere" なしの場合。シンクロナイズポイントの検索の際にスキッ
52445250	プされるリージョンやマッチを定義する。
@@ -5258,7 +5264,7 @@ Note: "*/" を含む文字列で行をまたぐものがあると、Cコメン
52585264   :syntax sync clear 
52595265
52605266> 
5261-    :syntax sync clear {sync-group-name} .. 
5267+    :syntax sync clear {sync-group-name} ...  
52625268
52635269============================================================================== 
5264527012. 構文アイテムのリストを表示する	*:syntax*  *:sy*  *:syn*  *:syn-list* 
@@ -5392,7 +5398,7 @@ https://github.com/vim/colorschemes/blob/master/legacy_colors/
53925398			1つのハイライトグループに対するハイライトを無効にする。
53935399			デフォルトの色に戻すわけではない。
53945400
5395- :hi[ghlight] [default]  {group-name}  {key} ={arg}  ..
5401+ :hi[ghlight] [default]  {group-name}  {key} ={arg}  ... 
53965402			ハイライトグループを追加する、または既存のグループに対
53975403			する強調を変更する。指定された色の名前が認識されない場
53985404			合、'runtimepath'  上で見付かる各
@@ -5713,7 +5719,7 @@ guisp={color-name}					*highlight-guisp*
57135719	他人に信頼されるカラーリストを開発したい場合は、カラー名にプリフィック
57145720	スを付けるとよい。慣例により、これらのカラーリストは colors/lists ディ
57155721	レクトリに配置される。その例を
5716- 	' $VIMRUNTIME/colors/lists/csscolors.vim'  で見ることができる。このリス
5722+ 	" $VIMRUNTIME/colors/lists/csscolors.vim"  で見ることができる。このリス
57175723	トは、以下を使用したカラースキームによって読み込まれる: > 
57185724
57195725	    :runtime colors/lists/csscolors.vim 
@@ -6010,11 +6016,11 @@ C 構文ファイルは次の行を含んでいる: >
60106016はすべての構文がなくなるからである。
60116017
60126018カレントバッファに対する特定の構文グループを消去するには: > 
6013-   :syntax clear {group-name} .. 
6019+   :syntax clear {group-name} ...  
60146020{group-name} に対する全てのパターンとキーワードを消去する。
60156021
60166022カレントバッファに対する特定の構文グループリストを消去するには: > 
6017-   :syntax clear @{grouplist-name} .. 
6023+   :syntax clear @{grouplist-name} ...  
60186024{grouplist-name} の中身を空リストにセットする。
60196025
60206026						*:syntax-off*  *:syn-off* 
@@ -6291,7 +6297,7 @@ Setup→Font→Enable Boldが無効になっていることを確認すること
62916297
62926298
62936299============================================================================== 
6294- 20. シンタックスが遅い時には			*:syntime* 
6300+ 20. シンタックスが遅い時には				 *:synti*   *:syntime* 
62956301
62966302この章はシンタックスファイルを作る人向けである。
62976303
@@ -6312,15 +6318,15 @@ Note: |+profile| 機能付きでコンパイルされた時のみ利用可能で
63126318
63136319トして表示される。
63146320
6315- :syntime  on		シンタックスにかかる時間の測定を開始する。測定をするに
6321+ :synti[me]  on		シンタックスにかかる時間の測定を開始する。測定をするに
63166322			はシンタックスパターンのマッチに多少のオーバーヘッドが
63176323			発生する。
63186324
6319- :syntime  off		シンタックスの計測を終了する。
6325+ :synti[me]  off		シンタックスの計測を終了する。
63206326
6321- :syntime  clear	 	全部のカウンタを 0 にし、計測をやり直す。
6327+ :synti[me]  clear	全部のカウンタを 0 にし、計測をやり直す。
63226328
6323- :syntime  report	 	現在のウィンドウで ":syntime on" してから使用されたシ
6329+ :synti[me]  report	現在のウィンドウで ":syntime on" してから使用されたシ
63246330			ンタックス要素を表示する。出力される内容をちゃんと読む
63256331			には幅の広いディスプレイを使ったほうが良い。
63266332
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